妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

業者との癒着。

修学旅行なんかは旅行会社とともに計画をするわけだが、旅行会社の選定は、役所ほど厳しくなく、かといって適当に決まるわけでもないようだ。 とにかく中途半端な決め方によって決まるとのこと。 毎年同じところへ修学旅行へ連れて行くのであれば、慣れた業…

保護者からの解放の仕方。

さて、学期末考査が終わり、保護者懇談会の期間に入ったようだ。高校三年生の担任をしている妻にとっては、非常に重要な懇談会ということで、準備に余念がない。 毎回懇談会の期間中に起こること、それは離してくれない保護者の出現だ。懇談のスケジュールで…

現職教員の凄さ。

この1週間自分の仕事のことで悩んでいたことが、妻の助言で一瞬で消え去った。 基本的に自分の仕事の話はあまり家では出さないようにしていたが、悩んでいるのをどうやら見抜かれていた。 いち早く異変を察知し、それが何なのか分析し、的確な声かけを実行、…

三浦春馬。

先日、インターネットニュースで俳優の三浦春馬さんが亡くなったというのを見て、びっくりした。 妻も娘も三浦春馬さんのファンで、ちょうど亡くなる前日の晩御飯時に、妻は「三浦春馬になら騙されてもよいわ」なんてことを言っていたとこだ。 ニュースを読…

職員室での他愛もない会話。

期末考査期間がはじまり、午後はいつもより少し余裕が出るのだろう。生徒が学校にいないので、心にもゆとりができるのだと思う。職員室で他愛もない会話がされていたようだ。 テーマは、「自分の娘と結婚させるなら、クラスの誰をすすめるか」らしい。不謹慎…

期末テスト。

今日から期末テスト。テスト期間は4日間ほどあるようだ。それが終われば、採点、成績処理、保護者懇談会、で夏休み。 定期考査はスケジュール中のどの日に自分の担当科目が試験になるか、でその直前の週末の過ごし方がずいぶん変わる。今回は初日の今日が妻…

妻、大病を患う。

先日の投稿で、妻は大病を患い病気休暇を取得したことがあると書いた。今日はそのことについて。 ちょうど5年と6か月前、2015年の1月新年早々、妻に乳がんが見つかった。いつもは人間ドックを夏休み中にするところ、予約が取れず、延びに延びて1月の冬休み中…

教員とは卒業生を送り出してこそなんぼ、の世界なのか?

妻は高校教師になって20年。この間に何回高校3年生の担任となり、何回卒業生を送り出したか、をよく気にする。 「自分はまだ20年で3回しか卒業生出してないし…」 これが口癖である。 綺麗にサイクルをまわせば、高校1年担任 → 2年担任 → 3年担任 → 1年担任 →…

娘の涙の意味。

昨年度末、妻が教員を辞めると言い出した。現在の勤務校に異動してからずっと口癖のように「辞める」「辞める」と言っていたので大して驚きはしなかった。同僚教員には恵まれているにもかかわらず、管理職との折り合いが悪く、また教員に対する世論によるバ…