妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

サッカー日本代表戦か妻の愚痴を聞くか。

昨夜は、数か月?数年?に1回の夫婦喧嘩というやつがあった。第三者から見ればきっと自分が悪いのだろうけど、自分は悪いと実はあまり思っていない。きっと自分は厄介者なんだと思う。

 

昨夜は妻は同僚三人と食事に出かけた。車を置いていったので、お酒を飲んで帰ってくるのだろう。事前に23時からサッカー日本代表の試合がテレビ放映されるので、駅まで迎えには行けない、と伝えておいた。

 

と、ここでまず、第三者からすれば、サッカー日本代表の試合をテレビ観戦することがそんなに重要なのか、と疑問が出てくることだろう。なぜか自分はそれに固執してしまう。ヨーロッパで活躍している選手が観たいのだ。なぜそこまで固執するのかはわからない。とにかく年に数回しかないのできちんと観たいのだ。

 

で、23時過ぎに妻は帰宅した。私はコカ・コーラをお菓子を用意してテレビ前で観戦していた。程よくお酒も入っていたのだろう、妻はテレビ観戦している私に延々と仕事の愚痴を言い出した。「辞めたい」「しんどい」「学校に行きたくない」「転勤希望を出す」などなど...  まぁ、毎日同じことを聞いているので、適当に聞き流してはいたものの… サッカー観戦を楽しみにしていた私はついつい、キレてしまった。

 

「もうしんどいからやめてくれ」と。聞いているのも確かにしんどい。これまでもしんどかったが、こっちが一言「しんどい」と言ってしまうと、妻のストレスのはけ口がなくなってしまう。なので、うまく聞き流すべきところは聞き流して、自分のストレスはうまくコントロールしてきたつもりだったが、自分のしたいこと、楽しみにしていたことを長時間に渡って邪魔された挙句、ネガティブなことばかり言われると、さすがにこちらのストレスが爆発してしまった。

 

聞き役がキレたら終わり。わかってはいたけど、我慢の限界だった。キレてしまった自分が言うのもなんだけど、今でも話すタイミングだけもうちょっと考えてほしかったと思う。自分が楽しもうとしている時間じゃなくていいじゃないか。もっと別の時間でいいじゃないか、と今でも思っている。

 

愚痴は全部聞く。でも、自分のささやかな楽しみまでは奪わないでほしいと思った。サッカーテレビ観戦なんていうくだらんことかもしれんが。