妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

出願あれこれ。

大学入試の出願は大変だ。大学によって出願方法が違うからだ。教員は全ての大学の出願方法を把握しているわけではなく、出願方法を誤った場合、その責任を教師になすりつけるのはどうかと思う。

 

妻曰く、大学によってはオンラインで出願を受け付けるところもあるらしい。でも受験料をオンライン出願したその日の内に支払わないといけない大学もあれば、そうでない大学もある。

 

受験生の顔写真もデジタルデータで送ることを義務付けている大学もあれば、昔ながらの紙媒体で貼り付けて写真の裏には名前を書いて提出する大学もある。

 

なんせ統一されてないので、受験生も受験する大学が多ければ多いほど大変らしい。

 

妻のもとには、受験料の支払い期限を過ぎてしまったとか、デジタルデータで顔写真を送らないといけないのに、スーパーの横にある写真の自販機(?)で撮ったら紙に印刷されて出てきてどうしていいかわからないとか、願書に記入漏れがあって大学から自宅に電話がかかってきたとか... 「どうしたらいいですか?」と毎日そのような相談が寄せられているようだ。

 

これは大変...   その前に、妻の話を聞いていると、今どきの高校生は自分で対処しようともせず、すぐに担任のもとにどうすればいいか聞きに来ているのではないかと思う。きっと日本の学校は過保護なんだろう。担任に聞きに来る前に自分で考えたという形跡が見られない。いや、考えているのだろうか??  妻の話ではそのような様子は一切見られないが…

 

極めつけは、担任にこうお願いしてくるらしい。「受験当日一緒にきてくれますか? 自分一人だと道に迷って大学までたどり着けない気がしますので」だって。

妻曰く、「そんなやつは受験する資格なし!」

 

まったくその通りだと思うが、「一緒に行ってあげたら?」と妻に言っておいた。