妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

はじめての高3担任の涙。

妻が職場から帰ってきた。

 

隣の席にいるのは、今年で教員生活3年目ではじめて高校3年生を担任する若い女性教員らしい。その彼女が突然泣き出したというのだ。

 

聞けば、その先生のクラスで指定校推薦を受ける生徒の志望理由書、その先生は何度も添削し、最終的にOK出したのに、進路指導部長がNOといって何度もつき返すらしい。そのようなことが何度も続き、とうとうどうしていいかわからず、パニックになったということらしい。

 

会社でも企画書だの、始末書だの、起案文書だの書くこともあろうが、上司にNOと言われるのはしょっちゅうあることだ(と思う)。そうやって若者は成長していくものだ、と思わなくもない。

 

それとは少し違うのは、その先生の場合、生徒の手前、というものがある。生徒にはこれでいいよ、とOK出してしまったものだから、「こんなのでOK出してしまったのか」とあとから上司に怒鳴られてしまったら、面目丸つぶれになってしまう。板挟みというやつだ。これはツラい。

 

生徒の前では泣けない(自分は泣いたことがあるが…)のもツラいもんだ。

 

妻も、家での姿は一切学校では見せることができない、と言っている笑