妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

名もなき家事。

うちは共働き。仕事柄、私の方が家にいる時間が多い。なので、掃除、布団干し、食器洗いとその片付け、洗濯干しと乾いた洗濯物をたたむこと、家庭菜園の管理、芝刈り、ゴミ出し、ペットの小鳥と金魚の世話、朝食の準備、等々は私がやっている。(子供が小さい時は、子供を風呂に入れたり、寝かしつけるのも私がしていた。母乳を与えることができたらなぁ、なんて冗談でよく言ったものだ。)

つまり、一通りの「人目につくような家事」は主に私がしている。

 

ある日、妻が職場で同僚に、夫が上記のような家事を全てやってくれる、と言ったところ、「じゃ、あんたは家で何もしてないやん。」と言われ、ちょっと腹が立ったとのこと。

そう、上記以外にも「名もなき家事」と呼ばれる、些細なことかもしれないが、面倒な家事は山ほどあるのだ。一度、調子に乗ってしまった私は、「家事はほとんど自分がしている」と言った趣旨のことを妻に向かって言ってしまったことがある。その時に、この「名もなき家事」のことをはじめて認識するに至った。

毎日の献立を考える、それを見越して生協の注文書を書く、子供の学校からのお便りに目を通す、クレジットカードのポイント管理、子供の銀行口座の管理、子供のお弁当作り、毎晩みんなが寝静まってからのリビングの片づけ、いらなくなった請求書だのダイレクトメール等の選別… 言い出したらキリがないほどのことをしている。

 

些細なことかもしれないが、これが意外と面倒くさい。そのようなことをやっているのだ。

 

感謝。私には、妻のしている「名もなき家事」はできない。

 

news.yahoo.co.jp