妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

学校の管理職。

前にも書いたが私はかつて中学教師だった。20年以上前の話だが、当時の管理職(教頭と校長)は今から思えば非常によくできた方たちで、管理職の鏡のような人たちであったと思う。困難な時には自ら陣頭指揮をとって、的確な判断で私のような新米教師(当時)を引っ張っていってくれる。若手には失敗してもいいから思うようにやれ、と。責任は自分たち(管理職)がとる、と。そのために管理職はいるんや、と。

 

ところが最近は管理職のいい話をあまり聞くことがなくなってしまったように思う。特に、妻の勤める学校ではいつもハズレ管理職のような気がする。

学習指導要領では、新たな学力として、生徒たちに21世紀に必要な思考力、判断力、表現力を養うべく教育を行う、と謳われていたはずだが… この三つの力に乏しい管理職の話ばかりを聞く。妻曰く、責任転嫁能力だけは優れている、とのこと。笑える笑えない話。

 

これは学校に限った話ではない。どこの社会、会社、組織でもそうかもしれない。