妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

仕事の結果はすぐには表れない。

今朝早くに妻のもとにLINEメッセージが届く。元教え子で現在大学4年生の子からだ。どうやら高校生の時から夢だった誰もが知るような大手証券会社への就職が決まり、来年度からは証券マンとして働くらしい。

 

話を聞くと、その子が高校三年生の時、センター試験で少し失敗したらしい。前期日程で希望する国立大学進学が叶わず、国公立は諦めて、近隣のすべり止めで合格していた私学への不本意入学をするしかない、と落ち込んでいた。そんな時に後期日程の最後まで諦めてはいけない、と励まし続けたのが妻だったという。

 

妻は、センター試験の結果と照らし合わせて、別の少し地元からは離れた国立大学の経済学部も選択肢として提示したそうだ。敢えて親元を離れて、一人暮らしをして、都会よりも少し離れた地方でのびのびと学生生活を過ごした方がよい、と妻は思ったらしい。都会だと周りに流されてしまう、とか… 

 

結果、後期日程で見事合格し、その国立大学へ進学したそうだ。

 

LINEのメッセージには「先生のおかげです。〇〇大学に進学して本当によかった。」と書いてあったそうな。妻も就職の決定を聞いて、「やったー!」と喜ぶ。仕事の関係ではずいぶん久しぶりに妻の喜ぶ顔を見た。

 

なるほど、高校教師の仕事は、すぐに結果がでないんですね。4年後に結果がかえってくるんですね、と思った瞬間だ。