妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

PET検査。

妻は、6年前に乳がんと診断され、昨年節目となる術後5年を迎えた。念のためもうしばらく薬での治療を続けると言われ、落ち込んで帰ってきたのが1年前。

 

先日PET検査で全身の画像を撮った。その結果を今日、聞きにいった。

 

私は家で一人、帰りを待つ。

 

気が気でない。当事者である妻はもっと不安な気持ちであるに違いない。その気持ちは測り知れない。

 

待ちきれないので、LINEで検査結果どうだったか聞いた。「再発の所見なし」との返事。薬も飲まなくてよい、とのことだった。

 

ホッと胸をなでおろす。よかった。「これで薬から解放されるな。よかった。」と返事した。既読がつくが、返事がない。返事がないと、何かまずいことを書いてしまったのではないか?、と勘繰ってしまう。

 

またもや気が気でない状況である。どのように声をかければよいのか、私自身もこの6年間悩み続けた。どのように寄り添えばよいのか、どのような態度で接すればよいのか... 本人の気持ちを汲んで、あえて明るく振る舞ったり、いろいろしてみたが、正解はない。

 

家に帰ってきたときに、どのように接すればよいのか、正解のない答えを求めて私は悩み続ける。当事者のことを思えば大した悩みではないのだが…