妻は高校英語教師。

高校英語教師として働く妻の日常を書きます。

普通が一番。

この間、公立高校の入試があった。

 

私の住む所では、一般選抜試験と呼ばれている。それに先立って特色のある学科(機械科とか商業科とか、国際〇〇科といったもの)を持つ公立学校だけの入試、があった。今回の一般選抜試験では、特色選抜試験で定員割れのあった学科の再募集もあって、一緒に試験をしている。

 

新聞に志望者数と倍率が載っていたので、見てみるとこれがびっくり。専門的な学科はほとんど定員割れしてる!逆に、普通科の学校は特に進学校において人気が集中し、100名前後が不合格になるような感じであった。

 

高校に特色を持たせるとのことで、サイエンス〇〇〇科作ったり、国際〇〇科作ったり、地域創生を目玉にした学科を作ったり、魅力的な名前の学科(それもカタカナ横文字?)がずらりと揃っているが… 人気ないようだ。

 

妻は決まってこう言う。

 

「高校までは普通科が一番。きちっと基礎的な知識をあらゆる分野において持っておくことが必用。高校に特色なんていらない。専門的なこと、特色を持たせるのは大学から。」

 

その通りだと思う。

現に、世の中のニーズも普通科だと志望者数がそれを証明している。